第3458回例会 会員卓話:藤井俊郎会員 演題:「思い出の事件 裁判員裁判について」

会員卓話:藤井俊郎会員
演題:「思い出の事件 裁判員裁判について」

 思い出の事件 迷惑防止条例違反である痴漢の事件です。 周防正行監督の映画「それでも僕はやってない」のモデルとなった事件です。電車の中で痴漢であるとされた方が駅員に引渡され、その後警察に逮捕されました。被疑者の家族がチラシを配り目撃者をさがしたところ、事件から数ヶ月後、扉にひっかかった服をはずそうとしていただけとの証人がみつかりました。映画では被疑者は有罪となりましたが、実際には無罪となりました。この裁判で利用された再現のための舞台セットがよくできていると思いましたが、周防正行監督が用意されたものと後で知りました。