第3503回例会 稲毛神社 宮司 市川和裕 会員 演題:「神社と祭」
卓話者 稲毛神社 宮司 市川和裕 会員
演題:「神社と祭」
本日の卓話は、2022年9月に入会されました市川和裕会員の新会員卓話となります。
演題は「神社と祭」です。
「祭り」と言って一般的に想像するのは、神輿が出て露店で賑わう場面ですが、神社の「祭り」とは、そうではないようです。
それを理解するために、「祭」という漢字を分解し解説いただきました。
まず、左上の「にくづき」、これは肉体の一部や肉そのものを表す、次に右上の「また」は手や特に右手を表す、そして下の「しめすへん」は祭りの祭壇を表します。
「祭壇の上に手で肉を置いている姿」、「特別の場所をしつらえて自分の手でお供え物を捧げる」ことが、この漢字の意味となります。
つまり、「特別な場所を設けて、お供え物を捧げた上で神様に感謝を伝え、祈りを捧げる儀式」が神社における「祭り」ということになるそうです。
「祭り」には、大祭(例祭や新嘗祭など)、中祭(歳旦祭など)、小祭(節分祭など)、雑祭(地鎮祭など)があり、稲毛神社では毎日「祭り」が行われており年間450を数えるそうです。
知らない話が多く、市川宮司、大変為になる卓話でした、感謝です。