第3513回例会 卓話者 綜合警備保障(株) 川崎支社長 小杉佳世 会員 演題:「私たちの暮らしとセキュリティ」

卓話者 綜合警備保障 株式会社 川崎支社長 小杉佳世 会員
演題:「私たちの暮らしとセキュリティ」

本日の卓話は、2023年5月に入会されました小杉会員の新会員卓話となります。
小杉会員は、「お茶のまち、サッカーのまち」で知られる藤枝市のご出身。浜松支社に入社後、人事・採用部門、HOME ALSOK事業部を経て、23年4月に川崎支社長に着任。
同社は全国で60拠点あり、小杉会員は4人の女性支社長のうちのお一人だそうです。
現在、警備会社は全国に1万社以上あり従業員は58万人、これは自衛官と警察官を合せた52万人に匹敵する数、この人員で建物・施設の警備、交通誘導、現金輸送、ボディガード業務を担っているそうです。
神奈川県の治安ランキングで刑法犯遭遇率、治安の良いエリア第3位が麻生区ですが、悪いエリアの第3位が残念ながら川崎区だそうです。
ALSOKは1965年設立で来年60年になる会社。経営理念は「ありがとうの心と武士の精神」。警備では25分以内に駆け付け、現金輸送は1年間で500兆円の取り扱い、介護事業でも業界6位に位置付けられ、海外事業も日本の大使館警備業務で9拠点あるそうです。
さて、次に、安全安心な暮らしのために防犯のポイントのお話がありました。①侵入は5分以上かかると諦めるので、しっかりカギを締めガラスにフィルムを貼ることが有効、②ダミーの防犯カメラは通電していないのでカメラに埃がついていない、そんな家は狙われる、③無言電話は、在宅確認で犯罪の予兆など、大変ためになる話をいっぱいして頂きました。
最後に、地域の防犯強化で有効な手立ては「あいさつ」、犯罪者は声をかけられるとその地域で犯罪をおこすことを敬遠するそうです。小杉会員は「あいさつ」運動を川崎RCの活動の一つに取り入れたいという願いをご披露されていました。期待しています!!